鹿児島県薩摩半島の南端に位置する指宿市。
ここは、全国有数の温泉地として古くから知られるまちです。
また指宿市には地中深く流れる天然温泉の熱を生かして観葉植物を栽培する「観葉のまち」というもう一つの顔があります。
約70年ほど続く指宿市の観葉植物栽培は、その歴史に恥じない研鑽の成果から実に多種多様な観葉植物生産を実現しています。
生産者一人ひとりが手間ひまかけて、立派に育つ観葉植物。くらしのそばにそっと寄り添うやすらぎのグリーンを「観葉のまち指宿」からお届けします。
200種超の栽培品種数、中～大鉢を主体とした多彩なサイズバリエーション、飽きさせない樹形の研究･開発など、多種多様なニーズと日々移り変わるトレンドをつねに見つめ、より豊かな観葉植物づくりに努めています。
鹿児島は台風の常襲地域であり、その被害による影響は業種に関わりなく不安視されます。しかし、整備と施設化を積極的に進めてきた指宿の観葉植物生産は、台風をはじめとする災害に負けず、周年安定的に供給できる体制を確立してきました。これが70年の歴史を誇る産地の強みです
観葉のまち指宿の観葉植物生産は、温暖な気候に加え天然温泉の泉源を熱利用しているので、人工施設において課題となりやすいCO2の排出が少ないことが特徴です。また、低農薬にも努めており、人と環境にやさしい生産を心がけています。
