観音竹(カンノンチク)
特徴・ワンポイント豆知識
英名はLady Palm。 観音竹という名前ですがヤシ科の植物です。 株立ちで幹は1~3m。掌状葉は5~7枚に分裂します。
管理方法
- 管理のポイント
- 観音竹は,春から秋の間は室内の半日陰におきます。冬は室内の日当たりのよい窓辺で育てます。
耐寒性があるので室内であれば心配はいりません。
水はけのよい土を好みむため,水切れが良い土で栽培されている場合が多く,夏はほぼ毎日水やりを行い,葉水(霧吹きで葉に水を吹き付ける)で湿度を保ちます。冬は乾燥気味(土の表面が乾燥してから数日してから水やりする)に育てます。
病害虫は特にカイガラムシがつきやすいので注意します。歯ブラシなどで葉に傷がつかないようにやさしくこすってとってください。
- 寒さに耐えられる温度帯
- 0~5℃
- 冬越し
- 普通の室内で越冬できます。寒さに強いので0℃以下にならなければ,戸外でも大丈夫です。
- 肥料
- 夏の生育中のみ緩効性肥料の置き肥か,液肥をときどき与えて下さい。
- 植え替え
- 1~2年に1回を目安に株が大きくなったら植え替えて下さい。5~6月が適期です。 排水の良い土を好むので,粗めの砂か軽石などを多く配合した土を用います。
- 増やし方
- 株分けで殖やします。子株に根が2~3本以上でていたら,親株から切り離して新しく植え付けます。