ヤツデ
特徴・ワンポイント豆知識
ヤツデは代表的な陰樹で,日が当たらない場所の庭木として重宝されています。 葉は深い切れ込みがある大きな掌状葉で,光沢があり,その形は天狗の羽うちわのようです。葉には長さ30~40cmの葉柄があります。11月から12月頃,枝先に白く丸い花序が集まった複合花序を出します。その後,実った果実は翌年5月頃に黒く成熟します。
管理方法
- 管理のポイント
- ヤツデは半日陰を好み,強い西日が当たるところや乾燥する場所は嫌います。保湿性のある用土を好みます。水やりは基本の水やりを行い、葉水(霧吹きで水を吹きかける)で湿度を保ちましょう。鉢植えは特に水切れに注意します。
- 寒さに耐えられる温度帯
- 0℃以上
- 冬越し
- 耐寒性・耐陰性があり,普通の室内で越冬します。
- 肥料
- 基本あまり肥料はいりませんが,葉色が薄くなったり,黄色く変色してきた場合のみ冬場(1月~3月)に油かすか緩効性化成肥料を少量施します。
- 植え替え
- 2~3年に1回,4~7月頃植え替えを行い,用土の通気性をよくします。
- 増やし方
- 種まきで増え,5月頃に熟した種を取ったらすぐにまきます。