パキラ
特徴・ワンポイント豆知識
Pachira aquatica Aubl。英名 カイエンナッツ guiana chestnut 画像の1,2枚目は,パキラ・ムーンライト。3,4枚目は,パキラ・ミルキーウェイ。 手入れも楽で育てやすい初心者の方にもオススメの観葉植物です。ヤツデ状の葉が独特の雰囲気で,幹が三つ編みタイプものもあります。種子を焼いて食べる種類もありますが,食べない方がよいようです。
管理方法
- 管理のポイント
- 熱帯の日当たりの良い場所に自生する植物なので,室内で育てる場合は風通しが良く,直射日光が入る窓辺などに置きましょう。
水かけは基本の水かけと同じです。冬の水かけは寒さに弱いので生育が緩慢になったら,水かけの間隔をあけてください。
パキラは特にハダニの発生がみられます。葉水(霧吹きで水を吹きかける)を葉の表裏に定期的に行うことで発生を予防しましょう。
徒長したり,大きく育ちすぎてしまった場合,好みの長さで剪定します。新しい新芽が5~14日程で剪定した場所より少し下の位置から出て来ます。剪定の時期は5月~8月が適しています。 - 寒さに耐えられる温度帯
- 0~5℃
- 冬越し
- 室内の直射日光があたるところに置きますが、窓からの冷気があたらないような場所で冬越ししましょう。
- 肥料
- 夏の生育期に緩効性肥料を2ヶ月に1回程与えて下さい。
- 植え替え
- 2年に1回を目安に株が大きくなったら植え替えて下さい。5~6月が適期です。
- 増やし方
- 種まき,挿し木,取り木で増やします。挿し木は太い茎を7~10cmに刻んで,上下を間違えないように挿してください。ただし,挿し木をしたものは幹の基部が膨らみませんのでご注意ください。