タコノキ
特徴・ワンポイント豆知識
葉をらせん状につけるのがこの植物の特徴です。日本にもオガサワラタコノキ(Pandanus boninensis)やアダン(P. tectorius)が自生しており,温かい地域の海岸付近で見られます。成長しても2m前後の低木樹なので,沖縄では防風・防砂対策としてビーチに植樹されているため,部屋におくと南国風に気分が味わえるインテリアとして人気があります。
管理方法
- 管理のポイント
- タコノキは,海岸端に見られるように水はけのよい土を好み,高温乾燥に強く,寒さに弱いのが特徴です。
春と秋の水やりは,水分が多すぎると根腐れを起こしやすい特徴があります。朝・夜と日中の温度差が大きい春と秋に水やりをし過ぎると,土の温度が下がってしまい葉を枯らす原因になりるので,表面が乾いたら水やりをします。
夏の水やりは生育が旺盛なので,土が乾かないように水をやります。冬は秋から徐々に水やりを控えて乾燥気味に管理します。
- 寒さに耐えられる温度帯
- 10℃以上
- 冬越し
- 室内の日当たりの良い温かい部屋におきます。
- 肥料
- 5~10月に2ヶ月に1回緩効性化成肥料を施します。
- 植え替え
- タコノキは株の成長スピードがとても速いのが特徴なので、株がどんどん大きくなります。そのため株の成長に合わせて植え替えをするのがポイントです。2~3年に1回,5~7月頃植え換えをします。 大きく育てたい場合は,植え替え用土に緩効性肥料を入れますが,室内でコンパクトに育てたい場合はいれなくても大丈夫です。 植え替え用土は水はけのよい土(例:赤玉土小粒7、腐葉土3の配合土)で植え替えます。
- 増やし方
- 子株か種子で増やします。