棕櫚竹(シュロチク)
特徴・ワンポイント豆知識
別名:ラピス・ヒューミリス, リードラピス。 カンノンチクと同じく江戸時代初期から広く親しまれている人気のあるヤシ科の観葉植物です。 カンノンチクとシュロチクは似ているので間違われることも多くありますが,シュロチクの方が葉が細く,寒さにも強いです。 「和」や「オリエンタル」な雰囲気を持つ観葉植物としてよくインテリアに使われています。
管理方法
- 管理のポイント
- 寒さや日陰にも比較的強く,四季を通じて緑の葉を楽しむことができる育てやすい観葉植物です。
直射日光や強い風が当たる場所は避け,明るい日陰に置いて育ててください。
水やりは水分を好みますので,生育期(夏)には水やりを多く行い,生育が緩慢になる冬は乾燥気味に育てます。
夏に乾燥させてしまうと,葉先が枯れてしまったり落葉したりすることがあるので注意してください。 - 寒さに耐えられる温度帯
- 0~5℃
- 冬越し
- 寒さには強く,霜があたらなければ0℃以上で越冬します。普通の室内でしたら越冬可能です。関東以西では庭木として植えることもできます。
- 肥料
- 夏の生育期に緩効性肥料の置き肥か,液肥をときどき与えて下さい。
- 植え替え
- 1~2年に1回を目安に株が大きくなったら植え替えて下さい。4~5月が適期です。 水はけの良い土を好むので,粗めの砂か軽石などを多く配合した土を用います。
- 増やし方
- 子株分けや実生で増やします。